DCV工法について
「DCV工法」とは、既設配管の任意の場所にサドルを設置して機械的に水を止めることで、濁り水や断水範囲を最小限に抑えるための工法です。VP管やACP管は凍結工法によって破損するおそれがあるため、代替工法としてDCV工法を採用します。
完全に水の動きを止めることができるため、お客様から「漏水状態で施工して欲しい」というご要望があった場合は、この工法で対応します。
工法の特徴
- 小型・計量設計のため、作業中や埋設後の配管への負担が減らせます。
- 凍結工法とDCV工法など、用途に合わせて組み合わせることができます。
- 施工後に止水が必要な場合は、フランジ部分まで掘削することで再度止水できます。
- 温水配管での施工には対応していません。
工法使用例
SGP200A(VLP)
閉栓作業(DIPφ300)
DCV工法に対する口径・掘削寸法
対応口径
寸法表
※その他の管種は機材寸法が異なりますのでお問い合わせください。
※製品仕様及び表示寸法は変更する場合があります。表示寸法が掘削できない場合はお問い合わせください。
※300、350の鋳鉄管に関しては、内面モルタルのみ対応