凍結工法が使用できない場合
断水にすることなく配管の交換・増設といった工事ができる凍結工法。断水範囲を縮小することで工事にかかる時間を短縮でき、赤水の発生なども抑制できるため注目されていますが、決して「万能」ではありません。こちらでは、凍結工法では対応できない事例と、その際の対応策についてご紹介します。
当社は凍結工法を専門として行っていますが、独自に開発した代替工法によって凍結工法では対応できない場合でも対応が可能です。
配管の種類による問題
VP管やACP管が使われている場合、凍結工法を採用すると配管が破損してしまうおそれがあります。そのため、凍結工法を専門で行っている業者の多くは、配管の種類によっては施工できません。
当社では、配管の種類によって施工ができない場合、代替工法として「DCV工法」を採用しています。この工法なら配管の任意の場所にサドルを設置して機械的に水を止めたうえで工事ができます。
水が動いている場合
凍結工法はその名の通り配管の中の水を凍結させるため、水が動いている状態では対応できません。
分岐の部分だけ施工したい
配管の分岐部分だけに施工したいときでも、凍結の条件をクリアできないことが多々あります。
凍結工法では対応が難しいT字管・割りT字管・溶接配管などの分岐側に対して、当社では「DSP工法」で対応しています。メイン管の断水は一切ありません。